遭難

2008年02月08日

7人の命を救った広見小学校

恐羅漢山で遭難した7人が
匹見町で救助されたそうですね。

5〜7日まで
さんいんキラリの取材で城崎に出かけていたため
6日朝、ホテルで朝刊を読んで
その事実を知りました。

5日は仕事上で「へま」をしでかしてしまい
ナーバスになっていたのですが
朝刊の1面トップに「島根県・匹見町」の文字を見つけて
思わずほろりとなってしまいました。

「匹見町」の風景を思い出し
「匹見町」に元気づけられて
なんとかその後の仕事をやり遂げることができたのです。


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

家に帰り
今、2月6日付の山陰中央新報を見ているのですが
7人が避難していたのは
国道488号沿いの廃屋とのこと。

地図の位置から推測するに
この廃屋
どうやら廃校になった広見(ひろみ)小学校のようですね。

広見小学校は集落移転に伴い
昭和45年12月24日に廃校式と集落移転式が行われ
翌年1月から匹見小学校に統合されています。

新緑のシーズンに
裏匹見峡から吉和村に向かって国道488号を走っていると
道路左側に
廃屋となった旧・広見小学校の校舎を見つけることができます。

壊されることなく、35年以上も廃屋という形で残されていたことで
7人の命が救われたのですね。


遭難救助という思いがけない出来事で
「匹見町」の名が全国に報道されたわけですが

7人の命だけでなく、私自身も
「匹見町」に救われたのでした。

hikimityou at 00:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック