妻夫木聡

2010年09月21日

悪人

「悪人」観てきました。

映画館には
よっぽどでないと足を運ばない
不精のワタクシが
行ってしまいましたよ。

それも急に思い立ち。

その理由のひとつに
同世代で、ファンの深津絵里さんが
このたび受賞されたということで
どんな演技をされたのか興味をもった点が
あります。

まだ観ていない方のために
ストーリーは割愛させていただきますが

妻夫木聡さんの、なんともいえない孤独に満ちた表情、まなざしに
やっぱ俳優さんてすごいなあと思いました。
あんな表情はじめてみました。

ふだんの小動物的なイメージとはまったく違う雰囲気でございました。

あと、個人的に
印象に残ったのは被害女性を演じた若手女優さん。
とても良い演技されていました。

ワタクシ的には
深津さんよりもこちらの女優さんのほうが
インパクトがあったな〜
この女優さんに(も)賞をプレゼントしてよかったんじゃないかと
思ったほどです。


ああ、余談ですが
この被害女性の苗字は「石橋」さんでした。
余談ですが。


この映画の基本には
「誰が悪人なのか」というテーマがあったんだろうけれど
ワタクシ的には
そんなのどうでもよくって
映画の根底に流れる
今の時代の孤独感みたいなものが
じわじわと伝わってきました。

よく映画の話をするときに
原作を先に読んで映画をみるのか
はたまた
映画を観てから原作を読むのかという
話題が出ると思うんですが…。

今回はどっちだろう。
先に、原作を読んでからが良かったかなーー
なんて思っています。

映画を先にみてしまうと
原作を読んでいるときに
妻夫木くんやら深津さんやらの
顔が浮かんできちゃいますものね。



hikimityou at 22:26|PermalinkComments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック