ひきみ田舎体験推進協議会
2024年11月11日
とちもちづくり体験会 盛況
匹見町の内谷地区に伝わる伝統食「とち餅」を作る体験会が11月10日に開催され、
参加者は地元の加工グループ「内谷とちの実会」のメンバーに教わりながら、
昔ながらの製法に挑戦しました。
この体験会は、ひきみ田舎体験推進協議会が地域交流を目的に
2014年から続けている人気企画で、広島を中心にリピーターも多く、
毎年楽しみにする方が増えていますが、
新型コロナの影響でしばらく開催が中止されていました。
地域の高齢化で担い手が減少する中、
当日は匹見町の住民や匹見下公民館、
そして11月上旬に広島から匹見町に移住されたMさんも加わり、
地域一丸となってお迎えしました。
6回目の開催となった今年は、県内外から18名が集いました。
DVDを観ながら、とちもちの作り方を学んだ後、
「へし」とよばれる木製の道具を使ってとちの実の皮むきに挑戦。
会員が、地元の山から採取してきたとちの実を、
丁寧に皮むきしていきました。
その後、ならの木の灰を使ったあく抜きについても学び、
参加者はとち餅づくりの奥深さに興味津々の様子でした。
そのあとは、とち餅つき体験です。
蒸し上がったとちの実を臼の中でつぶした後、
もち米と一緒に杵でついていきます。
参加者は、代わる代わる杵を持ち、協力しながら餅をつきあげていきました。
つきあがった餅は、あんこ入りのあん餅と平餅の2種類に形作られ、
みんなで仕上げていきました。
体験会の後には、
地元の方々が心を込めて作った炊き込みご飯や豚汁、酢の物などが振る舞われ、
参加者たちは出来立てのとち餅とともにその味を堪能しました。
初対面の方同士も自然に打ち解け、交流を楽しみながら、また来年の再会を約束する場面も見られました。
温かい雰囲気に包まれた一日。
とち餅づくりを通して地域の伝統と人の温もりに触れ
かけがえのない出会いに感謝するひとときとなりました。
参加者は地元の加工グループ「内谷とちの実会」のメンバーに教わりながら、
昔ながらの製法に挑戦しました。
この体験会は、ひきみ田舎体験推進協議会が地域交流を目的に
2014年から続けている人気企画で、広島を中心にリピーターも多く、
毎年楽しみにする方が増えていますが、
新型コロナの影響でしばらく開催が中止されていました。
地域の高齢化で担い手が減少する中、
当日は匹見町の住民や匹見下公民館、
そして11月上旬に広島から匹見町に移住されたMさんも加わり、
地域一丸となってお迎えしました。
6回目の開催となった今年は、県内外から18名が集いました。
DVDを観ながら、とちもちの作り方を学んだ後、
「へし」とよばれる木製の道具を使ってとちの実の皮むきに挑戦。
会員が、地元の山から採取してきたとちの実を、
丁寧に皮むきしていきました。
その後、ならの木の灰を使ったあく抜きについても学び、
参加者はとち餅づくりの奥深さに興味津々の様子でした。
そのあとは、とち餅つき体験です。
蒸し上がったとちの実を臼の中でつぶした後、
もち米と一緒に杵でついていきます。
参加者は、代わる代わる杵を持ち、協力しながら餅をつきあげていきました。
つきあがった餅は、あんこ入りのあん餅と平餅の2種類に形作られ、
みんなで仕上げていきました。
体験会の後には、
地元の方々が心を込めて作った炊き込みご飯や豚汁、酢の物などが振る舞われ、
参加者たちは出来立てのとち餅とともにその味を堪能しました。
初対面の方同士も自然に打ち解け、交流を楽しみながら、また来年の再会を約束する場面も見られました。
温かい雰囲気に包まれた一日。
とち餅づくりを通して地域の伝統と人の温もりに触れ
かけがえのない出会いに感謝するひとときとなりました。
2024年04月04日
大見工業入社研修受け入れ2日目の様子
大見工業新入社員受入 研修2日目の3日は
わさび農家の齋藤敬さんの下へ。
タラの芽やわさび花芽の収穫、わさび苗植えを行いました。
敬さんは
愛情ある厳しさで新入社員の指導にあたってくださいました。
土砂降りの中、ご対応有難うございました!
匹見最後の夜は、交流会を企画。
匹見神楽社中さんによる石見神楽を楽しんでいただきました。
最終日の今日は、大見工業益田工場見学へ。
その後、本社へ移動します。
3泊4日の匹見での研修を終えます。
高校卒業したての初々しい5人。
みんな穏やかで、一生懸命研修にあたる姿が印象的でした。
将来の大見工業をしょって立つ新入社員の皆さんにエールを送りたいと思います。
4日間、お疲れ様でした。
そして関係者の皆様、ありがとうございました。
わさび農家の齋藤敬さんの下へ。
タラの芽やわさび花芽の収穫、わさび苗植えを行いました。
敬さんは
愛情ある厳しさで新入社員の指導にあたってくださいました。
土砂降りの中、ご対応有難うございました!
匹見最後の夜は、交流会を企画。
匹見神楽社中さんによる石見神楽を楽しんでいただきました。
最終日の今日は、大見工業益田工場見学へ。
その後、本社へ移動します。
3泊4日の匹見での研修を終えます。
高校卒業したての初々しい5人。
みんな穏やかで、一生懸命研修にあたる姿が印象的でした。
将来の大見工業をしょって立つ新入社員の皆さんにエールを送りたいと思います。
4日間、お疲れ様でした。
そして関係者の皆様、ありがとうございました。
2023年04月09日
稲の育苗箱の運搬作業 @道川
有り難し、有り難し
今日は、匹見町下道川で稲の育苗箱の運搬作業。
地域の方に加え、益田市内から「ひきみボランティア会員」さんも2名お越しくださり、お昼過ぎまで共に作業のお手伝いをさせていただきました。
事前に参加表明をしてくださったSさん、Mさん
都合が悪く参加できなかったNさん、Sさん、Hさん、Tさん
情報発信してくださった道川のTさん
皆様、有り難うございました。
かれこれ10年近く、この作業とのご縁をいただいています。以前は、しばらく身体中が痛かったですが、さすがにコツを掴んだようで、へっちゃらになりました〜たぶん😅
これから稲刈りの季節まで、忙しい日々が続きます。
肥料代が上がり、米価は下がり、農家の皆さんはとても大変との話もあり切実な状況が伝わってきました。
食料自給率の低迷、食料品の価格高騰…の昨今。
さすがに明日から自給自足というわけにはいかないけれど、農家の方々への感謝を忘れず、お米や地元産の食品を意識的に食べていきたい。
そんなことを考えさせられた1日となりました。
2023年04月01日
4年ぶり フランス客受入@匹見
有難や、有難や。
フランス客ツアー受入@匹見が再開しました!
思い起こせば7年前。
フランス客向けに「ディープな日本」と出合える旅行先を探していらっしゃった
旅行会社「イメルションジャポン」様とのご縁をいただき、
「ひきみ田舎体験推進協議会」が母体となって、
2016年を皮切りに、2018、2019年と受入させていただいておりましたが、
コロナ禍により、2020年に予定していたツアーはキャンセルに。
実に4年ぶりに、このたびフランスのお客様がお越しになりました。
ツアーガイドを含む13人の一行は、3月28日に益田入り。
美都温泉での入浴を済ませると、匹見町道川地区の民泊「三四四」へ。
皆さん、笑顔の素敵なお客様ばかり!
女将の三好成子さんの指南で、バラ花寿司づくりに挑戦した後、
山の幸をご堪能いただきました。
民泊三四四と吾妻屋旅館(美都町二川)で分泊しながら、匹見町を中心に、旧益田市内を周遊。
翌29日は、匹見町の生き字引的存在の渡邉友千代さんの案内で、美濃地屋敷を見学。
その後、わさび谷へ移動し、籾田知宏さんから、匹見わさびや延ケ谷の説明を受け、実際にわさび谷を見学しました。
旧益田市内では、中世の食を召し上がっていただいた後、糸操り人形の鑑賞・体験や、雪舟の郷記念館や萬福寺で雪舟について知見を深めていただいたりと、盛りだくさんの内容となりました。
多田温泉での入浴、日本一の居酒屋の異名を持つ田吾作で夕食を済ませると
一行は再び、匹見町へ。灯篭の明かりを頼りに、匹見神楽社中の稽古場へ。
代表の長谷川太一さんの
趣向を凝らしたプランニングにより、神楽の奥深さや魅力をご堪能いただきました。
匹見最終日の30日は、民泊三四四から徒歩で道光寺へ。
ご住職の山下さんがお経を読まれた後、お客様一人ひとりが数珠を手に合掌されている様子が印象的でした。道の駅匹見峡に隣接する日出来屋商店のおばちゃんから、手作りの鶴やカラフルなスクラッチアートシートなどが、道川神楽社中のカレンダーの紙を有効活用した袋とともにプレゼントされ、皆さん大喜び。
最後のお別れとなった民泊三四四でも、三好成子さんからチョコレート入りの手作りボックスが手渡しされ、お金では買えない心温まるおもてなしに、フランスの皆さんは感動されていました。
フランスのお客様と地域の皆さんとの心の通う交流を間近に味わわせていただく貴重な機会をいただくことができました。
多くの縁(えにし)が紡がれ、実現した今回のツアー。
関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます
フランス客ツアー受入@匹見が再開しました!
思い起こせば7年前。
フランス客向けに「ディープな日本」と出合える旅行先を探していらっしゃった
旅行会社「イメルションジャポン」様とのご縁をいただき、
「ひきみ田舎体験推進協議会」が母体となって、
2016年を皮切りに、2018、2019年と受入させていただいておりましたが、
コロナ禍により、2020年に予定していたツアーはキャンセルに。
実に4年ぶりに、このたびフランスのお客様がお越しになりました。
ツアーガイドを含む13人の一行は、3月28日に益田入り。
美都温泉での入浴を済ませると、匹見町道川地区の民泊「三四四」へ。
皆さん、笑顔の素敵なお客様ばかり!
女将の三好成子さんの指南で、バラ花寿司づくりに挑戦した後、
山の幸をご堪能いただきました。
民泊三四四と吾妻屋旅館(美都町二川)で分泊しながら、匹見町を中心に、旧益田市内を周遊。
翌29日は、匹見町の生き字引的存在の渡邉友千代さんの案内で、美濃地屋敷を見学。
その後、わさび谷へ移動し、籾田知宏さんから、匹見わさびや延ケ谷の説明を受け、実際にわさび谷を見学しました。
旧益田市内では、中世の食を召し上がっていただいた後、糸操り人形の鑑賞・体験や、雪舟の郷記念館や萬福寺で雪舟について知見を深めていただいたりと、盛りだくさんの内容となりました。
多田温泉での入浴、日本一の居酒屋の異名を持つ田吾作で夕食を済ませると
一行は再び、匹見町へ。灯篭の明かりを頼りに、匹見神楽社中の稽古場へ。
代表の長谷川太一さんの
趣向を凝らしたプランニングにより、神楽の奥深さや魅力をご堪能いただきました。
匹見最終日の30日は、民泊三四四から徒歩で道光寺へ。
ご住職の山下さんがお経を読まれた後、お客様一人ひとりが数珠を手に合掌されている様子が印象的でした。道の駅匹見峡に隣接する日出来屋商店のおばちゃんから、手作りの鶴やカラフルなスクラッチアートシートなどが、道川神楽社中のカレンダーの紙を有効活用した袋とともにプレゼントされ、皆さん大喜び。
最後のお別れとなった民泊三四四でも、三好成子さんからチョコレート入りの手作りボックスが手渡しされ、お金では買えない心温まるおもてなしに、フランスの皆さんは感動されていました。
フランスのお客様と地域の皆さんとの心の通う交流を間近に味わわせていただく貴重な機会をいただくことができました。
多くの縁(えにし)が紡がれ、実現した今回のツアー。
関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます
2023年03月24日
2023年03月22日
大見工業株式会社 新入社員研修受入
愛知県安城市に本社がある
総合切削工具メーカー「大見工業株式会社」が3月21日から
益田市匹見地域で新入社員研修を行っています。
益田市の誘致企業として、匹見地域で実施することは初めての取組となります。
実質の研修は今日から。
わさび生産者の斎藤敬さんが受け入れをしてくださり、
タラの芽やわさびの花芽の収穫を行っていただいています。
同社の新入社員研修は、ユニークなものとして知られ、
入社志望の動機になっている社員もいるほどです。
研修は、入社後、約一か月間に及びます。
近年では、東北地方で漁師宅に寝泊まりしながら
「わかめ漁体験」(異業種体験研修)を1週間行った後、
連帯責任を学ぶ「自衛隊研修」、
「社内研修」(全社で行うイベントの企画・運営・予算の使い道に至るまで、すべて新入社員が行うもの)を経て、
新入社員の保護者や高校の恩師も参加する「研修発表会」で締めくくられます。
本業とは関係ない業種を新入社員に体験させることで、
プロの仕事への向き合い方や、学ぶ姿勢を育むとともに、
地元住民との交流を通じた人間関係構築を目的としています。
一方、匹見地域では、2008年度に「ひきみボランティア制度」を創設し、
これまで多くのボランティア会員の方々に作業支援を行っていただきました。
しかしながら、少子高齢化が深刻化する中で、
個人のボランティアだけでは地域の実情に応えきれないため、
協議会事務局では、団体による支援も模索してきました。
こうした中、同社に企業ボランティアを提案したところ、
連携の第一歩として、新入社員研修の受入を行うこととなりました。
同社へ提案を行った背景には、
3年前に匹見地域で同社社員研修が計画されたものの、
コロナ禍により実施が見送られたこととなどが挙げられます。
匹見地域での研修は、
新入社員が中山間地域の現状を肌で感じることができるだけでなく、
作業支援を通した自己重要感を高める機会にもつながります。
同社にとっても、益田市の誘致企業による地域・社会貢献の実施、
ひいては企業PRにもなり、お互いにメリットがある事業になると考えています。
総合切削工具メーカー「大見工業株式会社」が3月21日から
益田市匹見地域で新入社員研修を行っています。
益田市の誘致企業として、匹見地域で実施することは初めての取組となります。
実質の研修は今日から。
わさび生産者の斎藤敬さんが受け入れをしてくださり、
タラの芽やわさびの花芽の収穫を行っていただいています。
同社の新入社員研修は、ユニークなものとして知られ、
入社志望の動機になっている社員もいるほどです。
研修は、入社後、約一か月間に及びます。
近年では、東北地方で漁師宅に寝泊まりしながら
「わかめ漁体験」(異業種体験研修)を1週間行った後、
連帯責任を学ぶ「自衛隊研修」、
「社内研修」(全社で行うイベントの企画・運営・予算の使い道に至るまで、すべて新入社員が行うもの)を経て、
新入社員の保護者や高校の恩師も参加する「研修発表会」で締めくくられます。
本業とは関係ない業種を新入社員に体験させることで、
プロの仕事への向き合い方や、学ぶ姿勢を育むとともに、
地元住民との交流を通じた人間関係構築を目的としています。
一方、匹見地域では、2008年度に「ひきみボランティア制度」を創設し、
これまで多くのボランティア会員の方々に作業支援を行っていただきました。
しかしながら、少子高齢化が深刻化する中で、
個人のボランティアだけでは地域の実情に応えきれないため、
協議会事務局では、団体による支援も模索してきました。
こうした中、同社に企業ボランティアを提案したところ、
連携の第一歩として、新入社員研修の受入を行うこととなりました。
同社へ提案を行った背景には、
3年前に匹見地域で同社社員研修が計画されたものの、
コロナ禍により実施が見送られたこととなどが挙げられます。
匹見地域での研修は、
新入社員が中山間地域の現状を肌で感じることができるだけでなく、
作業支援を通した自己重要感を高める機会にもつながります。
同社にとっても、益田市の誘致企業による地域・社会貢献の実施、
ひいては企業PRにもなり、お互いにメリットがある事業になると考えています。
2022年08月15日
島根大学および松江高専の学生さん来匹
島根大学および松江高専の学生さん14名が、8月15日から益田市内で行われる「算数・数学パワーアップ教室」(※)を前に、益田の魅力を体験するツアーとして14日、匹見町を訪問されました。
ユニークな講師として知られる渡邉友千代さんが、
ウッドパーク内の説明や、石見神楽を中心に講演をされ、
冗談を交えたお話で、幾度となく笑いを誘っていました。
私も、匹見の概要や、
ひきみ田舎体験推進協議会による
田舎体験やボランティアの受け入れなどについて紹介させていただきました。
目をキラキラさせて話を聞いてくださる学生さんたちに元気をいただきました。
みなさん、純粋で礼儀正しい。日本の未来は明るい!
この後、神楽や花火を楽しまれる予定です。
※「算数・数学パワーアップ教室」
中高一貫校を目指す益田市が令和3年度から始めた取り組みで、
大学生が益田市内の子どもたちに算数と数学の指導や面白さを伝えることなどを
目的に実施されているようです。
ユニークな講師として知られる渡邉友千代さんが、
ウッドパーク内の説明や、石見神楽を中心に講演をされ、
冗談を交えたお話で、幾度となく笑いを誘っていました。
私も、匹見の概要や、
ひきみ田舎体験推進協議会による
田舎体験やボランティアの受け入れなどについて紹介させていただきました。
目をキラキラさせて話を聞いてくださる学生さんたちに元気をいただきました。
みなさん、純粋で礼儀正しい。日本の未来は明るい!
この後、神楽や花火を楽しまれる予定です。
※「算数・数学パワーアップ教室」
中高一貫校を目指す益田市が令和3年度から始めた取り組みで、
大学生が益田市内の子どもたちに算数と数学の指導や面白さを伝えることなどを
目的に実施されているようです。