2024年05月31日

「ごじる」をご存じですか???

皆さんは、「ごじる」って、ご存じですか?

ウィキペディアによると、「呉汁」と記すそうです。
日本各地に伝わる郷土料理で
大豆を水に浸し、擂り潰したペーストを呉といい
呉を味噌汁に入れたものが呉汁とのこと。

で、
この呉汁とやらをふるまってくださるご婦人が匹見町小原にいらっしゃいまして
5月29日午前、好奇心満々でご自宅を訪ねました。

そのご婦人とは…。
籾田悦子さんです。
かつて、醤油と味醂だけ、無添加のワサビ漬けを製造・販売されており
イシバシの一押し二押しの逸品を手掛けた方です。


この日は、キノコ3種を一口サイズに刻み、だし汁で煮込でいきます。
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その間、前日夜から水に浸しておいた、たっぷりの大豆を、粒粒になるまでミキサーにかけていきます。
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悦子さんがつくる呉汁は、大豆がたっぷりもたっぷり。
まさに豆乳汁。かす汁にも似ています。
最後は、お味噌を入れて味を調えます。

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ご主人の久勝さんが子どもの頃、お母さんに呉汁を食べさせてもらっていた味が懐かしく
20年ほど前から、久勝さんのたっての依頼で作るようになったとのこと。
とりわけ寒い日にいただく呉汁は
身体も心もあたたまるそうです。
ワタクシも昨日、いただいたのですが
初めて口にする呉汁は、お椀を口に近づける段階から大豆の香りに包まれて
口に含むと、大豆の小さな粒粒の触感も楽しく、食欲を増進させます。
栄養たっぷり、おなかも満たされ、幸せな気分に浸ることができました。
呉汁は初めて食したのですが
これまで匹見で耳にしたことも、もちろん口にしたこともありませんでした。
悦子さんのお話でも、近所の高齢の方もご存じない、ということでした。
どなかた
ご存じの方、いらっしゃいますか〜〜〜




hikimityou at 10:55│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック <$ArticleCategory1 $> 

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