2015年05月31日
田屋原の泥落としに参上2015

恒例の「泥おとし」に呼んでいただきました。
写真をクリック、拡大してご覧ください。
5軒でつくる田屋原集落は
田植え機が普及して共同作業の必要がなくなったのちも
すべての家庭の田植えが終わったあと
持ち回りで泥落としをされています。
かつて私が担当させていただいた匹見町誌(760頁)でも
紹介させていただいておりますが
一部を抜粋し紹介します。
大谷隆敏さんは
「手間がえをしなくなれば、本来泥落としは必要ないが、お互いに忙しくなり
近くに住んでいてもしゃべったり顔を会わせる機会が減った。
昔は、集落内で盆礼や正月礼もしていたが、今では集まる機会といえば
泥落としぐらい。
年に1回じゃけえ、続けようということになった。
田屋原の者はよう気が合うし、泥落としをやめようかぁと言ったことはない」と話す。
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田屋原の泥おとしにお邪魔したのは
今年が4回目と記憶しています。
おそらく
匹見町誌の取材を兼ねてAさん宅での
泥おとしにお邪魔したのが2006(平成18)年だと思います。
その後、Kさん宅、Oさん宅と続いて
今回のOさん宅で4回目。
2007(平成19)年にKさん宅にお邪魔させていただいたときの
模様はこちらをチェックしてみてください。

定期的に匹見の情報を紹介させていただいたときにも
泥落としの記事をかかせていただきました。
ここ数年は
他地域の行事の手伝いと重なり
お伺いできなかったのですが
本当に久しぶりにお邪魔させていただくことができました。
今年は子どもたちの姿が多くみられ、とても和やかな雰囲気でした。

ご馳走をいただきました。
感謝!