2012年04月23日

4代続く神楽一家

匹見町には4代続く
神楽一家がいらっしゃいます。

23日付で山陰中央新報にて
掲載された記事を転載します。

ふるさと通信益田市匹見町の柴幹士さん(61)のご家族=写真=は
ご本人をはじめ、祖父の秀一さん(故人)
父の常夫さん(同)、長男の高志さん(37)が「匹見神楽社中」の団員という
4代続く神楽一家です。


幼少時、常夫さんが舞をする側で、衣装を着たまま寝たり、太鼓や笛の音が子守歌だったという幹士さんは、石見神楽の八調子の激しいリズム感の虜となり、30歳で入団。最初の5年間は鳴り物を、その後は長年にわたり「悪(あく)=鬼役」を担い、現在は同社中の代表を務めています。主に「神(しん)=神役」だった常夫さんの「所作は評判が良く、父を誇りに思っていた」そうです。


高志さんも、物心ついたときから神楽とともに育ちました。現在、住居のある広島県でも神
楽が盛んですが、「匹見神楽社中の舞と音が体に馴染んでいて、大人になり、改めて演目『鍾馗(しょうき)』を観た時の感動が忘れられず、30歳で入団」しました。毎週、仕事が終わると、日帰りで匹見に帰り、練習に参加しています。高志さんの息子さんも神楽が大好きで、「将来、子どもたちと共演できれば」とのこと。



5月4日の匹見峡春祭り(祭りは3日も開催)で、道川神楽社中とともに上演されるので、是非観に来て下さい。


hikimityou at 08:53│Comments(0)TrackBack (0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック <$ArticleCategory1 $> | 神楽

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