2008年02月25日
いざ！カマクラへ��
久しぶりの投稿です。
長い間、失礼しておりました。
さてさて
「いざ！カマクラへ�◆廚梁海�です。
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜
韓国料理店の「ふるさと」を出た後、
石見交通バスが発着するJR益田市駅のターミナルまで
猛ダッシュすること１分。
なんとか無事に間に合いました。
バスが来るまでの間、
バス乗り場のすぐ背後にある観光協会で待機。
石見地方だけでなく山口の萩や長門のパンフレットも
置いてありました。
益田まで来れば、出雲へ帰るよりも
山口に行ったほうが断然近いはず。
機会があれば山口に出かけてみたいものです。
12時25分。
匹見行きのバスがやってきました。
「匹見町誌」の編纂では
公共交通のジャンルも担当させていただいたのですが
石見交通バスに乗るのは今回が初めて。
石見交通バスの横顔です。
長い間、失礼しておりました。
さてさて
「いざ！カマクラへ�◆廚梁海�です。
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜
韓国料理店の「ふるさと」を出た後、
石見交通バスが発着するJR益田市駅のターミナルまで
猛ダッシュすること１分。
なんとか無事に間に合いました。
バスが来るまでの間、
バス乗り場のすぐ背後にある観光協会で待機。
石見地方だけでなく山口の萩や長門のパンフレットも
置いてありました。
益田まで来れば、出雲へ帰るよりも
山口に行ったほうが断然近いはず。
機会があれば山口に出かけてみたいものです。
12時25分。
匹見行きのバスがやってきました。
「匹見町誌」の編纂では公共交通のジャンルも担当させていただいたのですが
石見交通バスに乗るのは今回が初めて。
石見交通バスの横顔です。
JR益田市駅からは10人が乗車。車内は広々していて
車椅子も乗れるようになっていました。
通路にはオレンジ色の手すりが天井に向けて延び
安心して乗れるよう
配慮されていました。
しばらく国道9号を行くと
車窓右手に高津川が。
枯れ色の景色が広がっています。
ここら辺りも雪はまったく降っていない。
「やはり車で来ればよかった」と
ここへ来ても、後悔の念がぬぐいきれずにおりました。
匹見川のたもとまでくると
石見交通バスは左手に折れ
国道488号をひたすら南進していきます。
そのうち、1人１人とお客さんが降りていきます。
果たして、バスの中に匹見町民の方は何人いらっしゃるのだろうと
興味が沸いてきました。
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜
こんな話を思い出しました。
冬時分、匹見町民の方が益田市に出かけると
すぐに「あんた、匹見町民でしょ」ってばれちゃうらしんです。
何故か。
雪深い匹見町に住む皆さんは
長靴を履いて家を出る。
バスに乗り（自家用車でも良い）益田市へ出ると
雪はまったくない。晴れマーク。
ですから、長靴姿の匹見町民の方は
とても目立ってしまう、らしいのです。
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜
というわけで改めて
乗客の足元をチェック。
みなさん、長靴履いていらっしゃる…。
オール、匹見町民か！？
石見交通バスが
大津を過ぎ、澄川、広瀬へ入ると
真っ白に雪化粧をした山々が出現。
そして間もなく匹見町の中心地、野入（のいれ）集落へ到着。
この日は私を含め、4人の方が匹見町内で下車されました。
保健センター前の停留所に降りたった私。
「これから夢ファクトリーみささまで過疎バスで行こう」と
たまたま出合った、知り合いのＷさんに事情を説明すると
な、なんと過疎バスは無くなり
その代わりに
「事前予約型のデマンドバスになった」と聞いて、呆然。
それじゃあ、どうやって夢ファクトリーみささまで行けばいいのか
頭を抱えていたら
Ｗさんが軽トラで乗せていってくれることに！！
なんて幸せ者なんでしょう。
匹見町の良さは
誰かが困っているときに
皆で助け合う精神が息づいているという点。
匹見町にはいわゆる「限界集落」と呼ばれる集落が
多くあるのですが
そこに暮らす人の年齢やら人数やらで「限界」というレッテルを
貼られてしまうのはどうも納得がいかないのであります。
むしろ、人はたくさんいるけれど
隣に住む人は何者ぞの都会のほうが
人間関係が「限界」にきている地域なのではと
思う今日この頃。
ってちょっと熱くなってしまいましたが
そういうわけでＷさんに助けられ
一路、夢ファクトリーみささへ。
野入のほうでも雪はさほど多くなかったのですが
主要地方道吉賀―匹見線を進んでいくと、どんどん雪深くなり
軽トラもスリップ状態に。
そうして
野入から車で20分ほどで
今回の目的地、夢ファクトリーみささに到着。
かつての校庭では大きな大きなかまくら作りの真っ最中。
道路の除雪した雪も加わり
今までみたことのない巨大なかまくらが
目の前に現れました。
かまくら内部です。
匹見中学校の１年生さんや東京からやってきた大学生たちは
火起こしに挑戦。
地元のテレビ局や新聞社から記者の方たちが
取材に訪れていて、深々と降り積もる三葛は
歓声に包まれていました。
すべり台も「着工中」。このほか灯ろうや机、椅子などが雪で造られていて
そりゃもう、感激の極み。
三葛へ到着したのは午後3時ごろ。
遅刻を詫び、雪遊びに参戦したのであります。
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この記事へのコメント
1. Posted by hideshi 2008年02月26日 18:27
私も最近知ったのですが
「限界集落」ではなく
「小規模・高齢化集落」と
表現するべきなのだそうです。
「限界」という言葉だと
地元の人間にとっては
抵抗感があるということで・・・。
まだ「限界集落」という表現が一般的ですけどね。
明日は日帰り松江出張です。
あ〜・・・。
「限界集落」ではなく
「小規模・高齢化集落」と
表現するべきなのだそうです。
「限界」という言葉だと
地元の人間にとっては
抵抗感があるということで・・・。
まだ「限界集落」という表現が一般的ですけどね。
明日は日帰り松江出張です。
あ〜・・・。
2. Posted by なゆあ 2008年02月27日 09:08
必ずしも事態を反映していない言葉。
「限界集落」
どこかの偉い先生が定義したとか・・・
こんど、「匹見は大変ですね」といわれたら、
「限界ですから」と明るく答えよう。
「限界集落」
どこかの偉い先生が定義したとか・・・
こんど、「匹見は大変ですね」といわれたら、
「限界ですから」と明るく答えよう。
3. Posted by 匹見町大好き！ 2008年02月28日 09:24
hideshiさん
おはようございます。
「小規模・高齢化集落」と
言うんですね〜
初めて知りました。
正確といえば正確な表現なのでしょうけれど…
という感じでしょうか。
「人間らしい営みができる集落」とか
「自然を感じる集落」とか
「今の日本を築いた、先達のすむ集落」とか
「空気の綺麗な、21世紀の楽園」とか。
こんな表現はいかがでしょう。
イマイチですか！？
ところで
松江から無事、帰還なさいましたか？
益田からですと約4時間の距離ですね。
本当に島根は長い…。
道中、お疲れ様でした。
実は私も昨日、松江に出かけておりました。
もしかしたら、国道9号で
すれ違っていたかも！しれませんね。
おはようございます。
「小規模・高齢化集落」と
言うんですね〜
初めて知りました。
正確といえば正確な表現なのでしょうけれど…
という感じでしょうか。
「人間らしい営みができる集落」とか
「自然を感じる集落」とか
「今の日本を築いた、先達のすむ集落」とか
「空気の綺麗な、21世紀の楽園」とか。
こんな表現はいかがでしょう。
イマイチですか！？
ところで
松江から無事、帰還なさいましたか？
益田からですと約4時間の距離ですね。
本当に島根は長い…。
道中、お疲れ様でした。
実は私も昨日、松江に出かけておりました。
もしかしたら、国道9号で
すれ違っていたかも！しれませんね。
4. Posted by 匹見町大好き！ 2008年02月28日 09:33
なゆあさん
おはようございます。
匹見町は雪で真っ白だとか。
埋もれていませんか！！！
「限界集落」。
お偉い先生の命名なのですね。
専門学的には
ある意味、的を得た表現かもしれませんが
当事者が聞けば
失礼きわまりない表現ですよね。
そこに生まれ、育った人たちの
ふるさとに対しての
誇りと自信を喪失させるようなネーミング。
どうせなら
もっと将来に希望が持て、愛情のある
名前をつけてほしかったな。
なゆあさん仰せの通り、
「そうなんよ、限界なのよ」って
明るく言い放ちたいと思います。
現状を受け止めた先に
新しい何かが見えてくるかも、
しれませんね。
おはようございます。
匹見町は雪で真っ白だとか。
埋もれていませんか！！！
「限界集落」。
お偉い先生の命名なのですね。
専門学的には
ある意味、的を得た表現かもしれませんが
当事者が聞けば
失礼きわまりない表現ですよね。
そこに生まれ、育った人たちの
ふるさとに対しての
誇りと自信を喪失させるようなネーミング。
どうせなら
もっと将来に希望が持て、愛情のある
名前をつけてほしかったな。
なゆあさん仰せの通り、
「そうなんよ、限界なのよ」って
明るく言い放ちたいと思います。
現状を受け止めた先に
新しい何かが見えてくるかも、
しれませんね。
