2007年05月30日
民宿たなか
み・ん・し・ゅ・く。ミンシュク。民宿。昔からコノ言葉の響きが大好きです。
ホテルって聞くと、どこか無機質な感じがするけれど、民宿って聞くだけで、ほんわかあったかな気持ちになるから不思議。
匹見町には匹見峡温泉やすらぎの湯やタウンホール、旅館など幾つかの宿泊施設が営業していますが、民宿もあるんです。
その民宿とは…
ホテルって聞くと、どこか無機質な感じがするけれど、民宿って聞くだけで、ほんわかあったかな気持ちになるから不思議。
匹見町には匹見峡温泉やすらぎの湯やタウンホール、旅館など幾つかの宿泊施設が営業していますが、民宿もあるんです。
その民宿とは…
「民宿たなか」さん(写真奥)です。
先日ご紹介した裏匹見峡にあって、目と鼻の先にレストパークがあります。
建物正面のトタン壁には、大きな文字で「民宿たなか (08565)6‐0118」と書かれてあり、とっても目を引きます。裏匹見峡へ行くたびに、気にはなっていたのですが、いつもカーテンが閉まっているので、営業はしていないのかなあぁ…なんて思っていました。
その「民宿たなか」さんに泊めていただくことになろうとは!
☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
5月3、4日は裏匹見峡と匹見峡温泉やすらぎの湯を会場に、毎年恒例の匹見峡春まつりが開かれます。その春祭りに今年は仕事抜きで遊びに行ってきました。行くと決めたのがギリギリだったので、当然どこの宿泊施設も満員。
ですが、3日の夜は、いつもお世話になっているFおばあちゃんのお心遣いで、ご自宅に泊めていただけることに。当初は一泊二日の予定で出雲に帰るつもりだったのですが、5日に道川で祭りがあると聞いたものだから、もう一泊したくなってしまって。どうしようかなあと思いながら春祭り会場をぶらぶらしていたら、「民宿たなか」さんの建物が目に留まりました。
建物の中にご婦人がいらっしゃったので思い切って聞いてみたんです。「泊まれますか」って。そうしたら「3日の夜は駄目だけど、4日の夜なら空いているよ〜」とのお返事。私は即効で、宿泊の予約をお願いしました。
「民宿たなか」さんは素泊まりで2300円。その金額もかなり嬉しかった。私ってツイテルなあ〜幸せ者〜。つくづくそう思いました。
「民宿たなか」さんの建物の左側スペースでは、タケノコやワサビ、ワラビ、ヨモギ餅などが販売されていました(写真手前)。聞けば、お手伝いされている方々は皆さん、民宿を経営されている田中さんのご親戚。春・秋のイベントには皆さんが一致団結して餅やワサビ漬けなどを製造・販売し、親睦を深めていらっしゃるそうです。私もその輪の中に加えさせてもらい、炭火で焼いたおにぎりや川魚をいただきました。私ってやっぱり幸せ者ですね。
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
4日夜。匹見峡温泉やすらぎの湯で温泉に浸かった後、車を運転すること10分あまりで「民宿たなか」さんに到着。お借りした鍵を使って中へ入ると、17畳ある和室が一部屋に、台所、風呂、洗面所、便所(汲み取り式)が完備。もちろん布団も用意されていました。念のために言っておくと、「民宿たなか」さんは宿泊客のみが泊まるスタイルで、建物には私ただ一人。
それともう一つ。携帯電話は圏外になるので、連絡を取る場合にはレストパークにある公衆電話をご利用ください。たまには携帯電話から開放されるのもいい気分ですよ。
さて、この日の夜をどう過ごしたか、ですが。部屋には一時間100円のテレビ

聞こえてくるのはカジカの鳴き声と川のせせらぎのみ。テレビの音、車の音、人の声…など、普段の生活が本当にたくさんの音に囲まれているんだということを思い知らされます。
布団を敷き、コタツ机の上でパソコンを広げ、この日撮影したデジタル写真を処理しながら、匹見神楽の0さんにいただいた手作りワサビ醤油漬と缶ビールで静寂の時間を満喫しました

ワサビ醤油漬は蓋を開けた途端、思わず鼻をつまんでしまうほどの強烈な刺激で、舌がビリビリくる辛さ。鼻がツーンとなるその刺激が癖になってしまって、ついつい箸がのびてしまいました。
「民宿たなか」さんの近くには民家が1軒あるのみ。よく女一人で泊まったなあ〜と思う町民の方もいらっしゃるかもしれませんね。でも近くにはキャビンやキャンプ場があり、この日も夜遅くまで人の声が聞こえていたので、ちっともさびしくなんてありませんでした。むしろ、熊が出るんじゃないか…そのほうが心配でしたね(笑)
テニスコートの道路脇では清水が汲めます。せっかく匹見町に来たのなら、美味しい大自然のお水を飲んでみてくださいね。
ちなみに「民宿たなか」さんから国道488号を吉和方面へ進むと、かつて広見集落のあった手前辺りの道路脇(山側)に、「ひきみの清水」の一つ、鈴ケ岳の清水(写真)があるので、お時間がある人は少し足をのばして水汲みに行かれてもよいかもしれません。県外からわざわざ水を汲みに来る人がいるという清水スポットです。
「民宿たなか」さんは、予約をすれば通年宿泊が可能です。渓流釣りなどをされる方のご利用が多いとのことです。詳しいことは田中さん

今日も長い文章になってしまいました



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この記事へのコメント
1. Posted by 岩崎文高 2013年05月16日 09:50

今週末、民宿たなかを予約させていただきました。
美味しい清水を味わいます。
私は4月に広島に転勤になったものです。釣りが趣味で
匹見の入漁券を購入して釣りを楽しみたいと思っています。
この料金で宿泊できるのは助かります。
岩崎文高
2. Posted by 匹見町大好き! 2013年05月16日 10:53
岩崎文高 様
おはようございます。
こちらこそ
拙いブログを読んでくださり
ありがとうございます。
広島と匹見は車で片道2時間ほど。
匹見へのお客様の中で
広島からいらっしゃる方は多いですよ。
山深い清流の里で
非日常の世界を楽しんでくださいね。
これからも
ご愛読よろしくお願いいたします。
おはようございます。
こちらこそ
拙いブログを読んでくださり
ありがとうございます。
広島と匹見は車で片道2時間ほど。
匹見へのお客様の中で
広島からいらっしゃる方は多いですよ。
山深い清流の里で
非日常の世界を楽しんでくださいね。
これからも
ご愛読よろしくお願いいたします。