2007年05月22日

匹見わさびのしょうゆ漬

わさび漬
匹見町を訪れたら、毎回お土産に持って帰るのが匹見わさびのしょうゆ漬
酒好きにはたまらない逸品です

一度お会いしたいと思っていた製造者のご夫婦に、美味しさの秘密を聞くことができました。




匹見町は知る人ぞ知る、わさびの産地

「根茎ものの匹見わさびはきめが細かく、風味と粘りが特長で、ピリッと辛いだけの静岡や長野産のものとは違って、辛さのあとに甘みが残るところが高く評価され、関西市場で匹見わさびとしての名を広めた」(匹見町誌現代編より)そうです。

粉わさびが登場する昭和30年代になっても、高級料亭や寿司屋、旅館などからの需要が多く、「東の静岡、西の島根」と評されるほどの品質を誇っていた超一級品なのです

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写真のしょうゆ漬を作っていらっしゃるのは、匹見町紙祖(しそ)にお住まいの籾田久勝さんご夫婦。
籾田さんは、自宅の裏山で谷わさびと畑わさびを栽培し、それらをブレンドしてしょうゆ漬を作っていらっしゃいます。

わさびは寒い時期のものほど辛味が強いとのこと。籾田さん宅では、旬の11月から3月に収獲したわさびを茹でて熱湯処理したものをいったん冷凍保存し、毎日注文のあった量だけ瓶詰めしているそうです。このスタイルは30年近く続いているとのこと。

籾田さんが作るしょうゆ漬の調味料は、醤油(大豆・麦)とみりんのみですが、家庭によっては砂糖や酒、酢を加えたり、と様々。
しょうゆ漬のほかにも粕漬や味噌漬、佃煮にしたりとバラエティも豊富です。

「匹見のわさびは他県のそれと比べて見た目は悪いが、味は最高だよ」と籾田さん。私もその言葉に同感です。

匹見町の清涼な水と栽培に適した水温、さらにはおいしい空気…。匹見のわさびは、まさに大自然からのプレゼントといっても過言ではないでしょう。

籾田さんのしょうゆ漬(150g入)は、匹見峡温泉やすらぎの湯と道の駅匹見峡(出合いの里みちかわ)、レストパークなどで購入することができます。

宅配もしてくださるということなので、購入希望の方は
■籾田久勝さん 電話(0856)56−0882までご連絡くださいね。


※町内では、わさびのしょうゆ漬け(瓶詰め)は数種類販売されています。匹見町に遊びに行かれる方は自分の舌に合ったお気に入りの1品を見つけてくださいね。このブログでも随時紹介していきたいと思います。

 各家庭のしょうゆ漬が食べたいという方は、是非是非町民の方と仲良くなってください。私がそうであったように、もれなく食べさせてくださるかもしれませんよ


hikimityou at 19:05│Comments(2)TrackBack (0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック <$ArticleCategory1 $> | お土産

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この記事へのコメント

1. Posted by 元町民   2007年09月18日 02:17
5 匹見町に住んでいた頃はあまり食べませんでしたが、最近帰省したときに匹見の温泉で買って、わさびの絶妙な辛さと、それが生きるシンプルな味付けがたまらんことに気づきました。
2. Posted by 匹見町大好き!   2007年10月27日 10:27
元町民さま
はじめまして。

お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
今日、気づきました。
大変失礼しました。

私も匹見のわさびは大好きで
いつもお土産に買っております。
残った汁も全部、飲んでます 笑
血圧が高くなるやもしれませんね。

またお帰りの際には
是非是非お買い求めくださいね !!

匹見町広報部より!

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