うずめ飯

2016年06月17日

匹見・うずめ飯 VS 出雲・うず煮

匹見の郷土料理といえば
特産わさびを使った「うずめ飯」。

文献によれば
匹見町では江戸時代から、わさびが栽培されていたそうで
食文化の中にも
わさびが息づいているわけです。


町内の飲食店で
うずめ飯を提供しているのは3店。

うずめ飯 レストパーク匹見峡レストパーク。









s-DSCF6265ねむの木










山法師 うずめ飯定食匹見峡温泉内の山法師(やまぼうし)








お店によってすこしずつ違いがありますね。


また予約制で
うずめ飯を提供してくださる
蠻襪硫颪気鵑里修譴
↓こんな感じ

うずめ飯(萩の会)











わさびの産地、三葛にお住まいの
生産者 斉藤佐登志さん宅で
以前いただいたそれは
↓こんな感じ

04ごはんを入れる具がまったくございません。

わさびの味をダイレクトに堪能できる
絶品でした。





□■□■□■□■□□■□■□■□■□


先日所用で出雲に帰省した際
母親と食べたのが

DSC_1590←こちら





出雲大社のお膝元で
明治15年に創業し、4代続く割烹・和食堂「看雲楼」(かんうんろう)が
提供されている

「うず煮膳」。


平成28年5月22日発行の「りびえーる」によると


出雲大社に古くから伝わる料理で

だしはフグでとられ
ほぐしたフグの身などが入ったご飯が
とろみあんで包まれていて

その上に
三つ葉や海苔がちりばめられた逸品。

上には
わさびがのっていました。



出雲に生まれ、出雲に育ったワタクシでしたが
出雲にも匹見のうずめ飯に負けず劣らずの
歴史を有する料理があったとは
知りませんでした。



共通するのは
上にわさびがのっていること

そして、食材が「うずめて」あるところから
由来するであろう名前。


食いしん坊のワタクシ。
また一つ、新たな学びの機会をいただいた
今日この頃です。

匹見のうずめ飯
出雲のうず煮

さあ、どちらが旨いのか。


それは皆さんの舌でジャッジしてください。

これぞ
「島根の東西対決」。





hikimityou at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2014年05月16日

これぞ究極のうずめ飯

匹見といえば、わさび
わさびといえば、うずめ飯。


匹見の郷土料理「うずめ飯」。

文字通り「うずめる」というところからきていますが

その由来は諸説あり

高価なわさびをご飯の上にのせて出すと
客人が遠慮してしまうために、ご飯の下に隠したという説や

粗末な野菜ばかりで恥ずかしいから
ご飯で隠して伏し目がちに差し出したという説

更には
昔は山鳥の肉などをタンパク源にしていたようですが
生類憐みの令が出された元禄の時代に
おとがめを受けるといけないので隠すようになったという説

などがあるようです。
          「季刊「うかたま」(2006年VOL1参考)」



それでもって
現在、匹見町内の飲食店や自宅で作られている
うずめ飯といえば

さまざまな野菜の具材とご飯、それに主役のわさびの
コンビネーションなのです。

ちょっと
ここで確認してみましょう。

うずめ飯 レストパークこちらは
匹見峡レストパーク内の
レストラン「クックハウス」のうずめ飯










ねむの木こちらは
森の洋食屋さん「ねむの木」の
うずめ飯。












山法師 うずめ飯定食こちらは
匹見峡温泉やすらぎの湯内の
食堂「山法師」(やまぼうし)。











うずめ飯(萩の会)こちらは
萩の会さんのうずめ飯。









ご覧いただいたように
すべて野菜が入っています。



これが一般的なうずめ飯。


なのですが
究極のうずめ飯。

匹見にあります。


わさびで有名な三葛地区に
お住まいの
生産者、齋藤佐登志さんのお宅では

なんとなんと
わさびとご飯、薬味のみのシンプルかつ究極の
うずめ飯を食しておられるのです。

ご家族の許可を得て
ご紹介します。


01わさびを入れるその1
たっぷりのわさびを
すりおろす








02ねぎを入れるその2
薬味(ネギなど)を
のせる









03つゆを入れるその3
つゆを加える。

つゆはお好みで。

佐登志さん宅では
干しシイタケ、干し鮎、切り干し大根などを
使うそうです。



04ごはんを入れるその4
炊きたての熱々ご飯をのせる。

以上。








お茶漬けでも汁かけご飯でもない
うずめ飯。

これぞまさしく
わさびが主役の
うずめ飯。

寒い日などには
ちょくちょく食べるそうで

身体の中から温まるそうです。

私も
熱々を頂きましたが

漬物と一緒に沢庵を
添えて
2杯ご馳走になりました。

これだけあれば
大満足のご馳走です。



ちなみに
こちらの
うずめ飯。

これまでにテレビで全国放送されたりしている
有名な
うずめ飯です。


生産者宅ならではの
うずめ飯といえるでしょう。

佐登志さん曰く
戦争時代には
満足な具材も調達できなかったでしょうから

こうした
わさびと薬味、ご飯といった組み合わせが
昔は
一般的だったのではとのことです。


こんな食べ方なら
わさびを買っても

刺身用以外で無駄なく使えますよね。

こうした
わさびの食べ方を
広めたいなぁと思っています。

ワンポイントアドバイス
その1 わさびは匹見わさびを使うべし(谷わさびを、です)
その2 つゆづくりに自信なければだしの素でもよし(個人的意見)
その3 炊きたてアツアツご飯を使うべし(必須)

以上。



余談ですが
先日、野入集落のあるご家庭で
うずめ飯の話題になり

石谷地区では
葬式の際に地域の人がお手伝いをしてくださった際

お斎(とき)に出る野菜などを活用して
うずめ飯を作り、出していたそうです。

更に更に
現在カレーライスは
親戚や友達など大人数が集結した際の
定番メニューですが

一昔前(いつ?)には
うずめ飯が
現在のカレーライスのような役目を担っていたようです。


匹見町内でも
時代や地域によって
「諸説」がたくさん存在します。

「いったい何が真実なんやーーーーーーーーーーーーーー」と
叫びたくなりました。




hikimityou at 07:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2014年03月18日

うず煮→出西窯→奥出雲で匹見に出合う

今回の出雲では方々足を延ばしました。


まず大社。
神門通りは整備され道幅も広くなり
出雲ぜんざいやめのうなどをテーマにした
新しいお店がたくさん建ち並んでいました。

うず煮目を引いたのが
「うず煮」の幟。

どこか似ている
このフレーズ。うずめ飯にと思い思い










うず煮 商品店頭をチェック。


そこにあった説明書きによると…。

出雲乃国 伝統食 「うず煮」
うず煮は
出雲大社で祭祀を執り行う出雲国造家で
代々受け継がれてきたふぐを使った特別なおもてなしの料理。

新鮮なふぐを使い
アラから旨味を取り
とろみをつけたふぐのだし汁とふぐの身に椎茸、干ぴょうが入っています。


せりまたはみつばをのせてから上に温かいごはんを入れ
乾燥岩のり、わさびをのせ、よくかき混ぜてからお召し上がりください。

とのこと。

食材こそ違えど
石見地方に伝わる
「うずめ飯」にそっくりです。

でも私
出雲にいたときに
「うず煮」を食べたことも存在そのものも知りませんでした。

出雲国造家に伝わるということなので
庶民の私が知らなくても仕方がないのでしょうか。

この日は所用にて
食べ損ね、買い損ねましたが
次回帰郷の際にはゲットしたいと思います。


□■□■□■□■□


翌日は
出西窯へ。


出西窯落ち着くんですよね〜
この風合いが。








こちらでは
登り窯看板作業場の見学ができます。









作業中









登り窯登り窯も
見学できます。











出西窯出西窯の器で
コーヒーも無料でいただけます。









□■□■□■□■□

そのあとは松江道を南下。
向かったのは奥出雲町。


縁あって
入ったそば店「鬼蕎麦」でざるそばを頼んだら

あらまびっくり

鬼そば匹見(産)わさびが
出てきました。

10割そばにこだわり
そば栽培からすべてご主人一人で
手がけておられる「鬼蕎麦」。

以前は県外のわさびを使っておられたそうですが
やっぱ県内産使わなくちゃなと

ネットで調べていたら
匹見わさびがヒット。

で、今では匹見(産)わさびを使っているんだそうです。

偶然にしては凄すぎ。

これも一畑薬師の「結縁」のおかげでしょうか。


そうそう
最後に番宣を。

奥出雲といえば
今週末2夜にわたって
トヨタ自動車創業者の物語「LEADERS リーダーズ」が
TBSで放映されますが

その撮影舞台の一つになっているのが
奥出雲町です。

知り合いのKさん情報で教えていただきましたが
よくよく見ると奥出雲の風景が登場します。

地域の皆さん
炊き出しで協力されたそうです。

hikimityou at 19:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2011年12月06日

うずめ飯〜お食事処 山法師の場合〜

山法師「匹見峡温泉やすらぎの湯」内にある
お食事処「山法師」(やまぼうし)。

仕事で温泉に行く用があったので
昼ごはんを食べることにした。







うずめ飯定食注文したのは
うずめ飯定食。

私の大好きな茶碗蒸し
味噌汁
香の物
デザート
副菜が付いて850円。

なかなか充実したメニューです。






うずめ飯気になる
うずめ飯ですが

ご覧のように
あっさり味のだし汁がたっぷり入っていて
わさびの醤油漬けもてんこ盛り。

スプーンに盛ってある
わさびを丼の中にいれ
ぐるぐるかきまぜて
かきこむと
三つ葉の香りが口の中で広がります。

だし汁が多いせいでしょうか。
わさびを全部入れたのですが
辛くて食べられないという感覚はありませんでした。

ご飯の下に
高野豆腐
椎茸
人参
ゴボウ
鶏肉
が埋もれており

いずれも小さく刻んで食べやすかったです。

品数は多いけれど
消化が良くて夕方にはお腹がすいてきました。
健康の証拠ですね。

【お食事処 山法師】
平日 11時〜14時
土日祝前日 11時〜14時、17時〜19時
電話0856・56・1126(匹見峡温泉やすらぎの湯)
月曜定休

hikimityou at 17:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2011年11月10日

うずめ飯 〜クックハウスの場合〜

匹見町の郷土料理といえば
わさびを使ったうずめ飯。


ここ数ヶ月前
テレビで全国放送された際
匹見総合支所に

どこで食べることができるのかと
視聴者の方から連絡が入ったのです。

うろ覚えで
「この店と、あの店で食べられる」
という状況だったものですから

改めて
食べ比べしつつ
リサーチをすることにいたしました。


ということで
第1回目の今日は

午前中お休みをいただき
下道川下組の
レンコン収穫をお手伝いをした後

匹見峡レストパークの
クックハウスへお邪魔いたしました。


うずめ飯クックハウスの
うずめ飯定食 800円。

里芋、人参、手作りコンニャク
ゴボウ、椎茸、鶏肉を煮込んだものの上に
ご飯が載っていて

その上に続きを読む

hikimityou at 16:02|PermalinkComments(4)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2009年06月15日

6月19日(金)18時45分 広島ホームテレビで

6月13、14の両日
テレビ朝日系列の広島ホームテレビさんが
匹見町に取材・撮影に来られました。

この模様は
6月19日(金)18時45分ごろから放映される
天気予報(1分30秒枠)の背景で紹介されます。

残念ながら
島根県内ではケーブルテレビを除いて
いっぱんのテレビでは見ることができません。

もし広島にお知り合いがおられれば
録画してもらうなどして
ご覧下さい!


ホームテレビ車広島から車で2時間弱。

13日9時前
カメラマンさんとアシスタントさん2人が
匹見に来られました。




今回は
天気予報の背景で流す映像を撮りたい
ということでしたので

匹見の特産であるワサビを推薦させていただきました。


町内が一望できる場所から続きを読む

hikimityou at 11:26|PermalinkComments(8)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック