2012年12月10日

とちの実交流会

今年で13回目を迎える
「とちの実交流会」。

匹見地域に伝わる
とちもちの加工を子どもたちに守り伝えようと
匹見下公民館の主催で毎年行われています。


今年は匹見小学校の6年生10名が参加。

交流会を盛り立てようと
広島や津和野から参加されたボランティア3名をはじめ

関東から今秋移住された、のりぺーさん

益田市役所地域振興課、益田市匹見総合支所地域振興課の職員の皆さん
も加わって

地域住民の方と一緒に
とちの実の加工や餅つきを行いました。

とちの皮むき
今年の6年生は
昨年も参加しているため

「へし」と呼ばれる木の道具を使い
茹でたとちの実の皮を
手際よくむいていきました。




もちつき
その後は
餅つきをしました。

家庭で餅つきをしている児童もおり
リズミカルに杵を振り下ろしていました。




こねる作業
つきたての餅は
こねて丸めていきました。




昼ごはん (1)
その後は
待ちに待った昼食の時間。

豚汁、炊き込みご飯、漬物と
地元のお母さんが心を込めて作ってくださった料理に大満足。

子どもの頃
「米一粒一粒に神様が宿っているので残してはいけない」と教育を受けていたため

釜に残っていたご飯をしゃもじと箸を使い
きれいに食べていたら
周囲の目を引いてしまいました。

「美味しんぼ」ならぬ「くいしんぼ」として周知されそうです。


太鼓指導
昼食後は
匹見町を拠点に活動されている和太鼓奏者の今福優さんと堂本英里さんが
和太鼓の指導をしてくださいました。

体育館に貼られていた
今福さん自筆の「真剣に生きる」という書が
とても印象的でした。



こうやまき
石谷老人福祉センターを
後にした一行は
徒歩で「コウヤマキ」の巨木を見学に行きました。


同じ匹見町内に住んでいても
面積が300平方キロメートルもあり
さまざまな文化が残っています。

「とちの実交流会」は
匹見の子どもたちにとって貴重な体験になると思います。


hikimityou at 15:39│Comments(0)TrackBack (0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック <$ArticleCategory1 $> | 食べる

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