2007年12月05日

ムカデの神様に出会う

登山出発
イメージの時間です。
この画像を見て、どんな様子が思い浮かびますか?
*
・゜゚・*:.。..。.:*・゜

デジタルカメラをいじくっていたら
面白い画像になりました。

機械オンチの私は
最低限の機能しか使わないのですが
いろいろと使い方を知ると
結構面白いものですね。

で、この画像というのは

登山出発(写真)もともとは←この写真です。




美濃地屋敷で食事を済ませた私たち一行は
マイクロバスに乗り込み
道川地区内を探索!!

新槙原遺跡最初に到着したのは、道川地区振興センターすぐ近くの新槙原遺跡です。

寒空の下でしたがマイクロバスから降りて
友千代さんの説明をうかがいました。

新槙原遺跡は
今から2万3千年前の遺跡だそうで、
道川地区には
ドングリやとちの実、栗など豊富な食材があったので
匹見町の人たちの祖先が暮らしていたそうです。

゚・*:.。..。.:*・゜゚・*

新槙原遺跡を後にした私たちは
再びマイクロバスに乗り込み
国道191号を広島方面へ。

道光寺(どうこうじ)さんのところで
マイクロバスは停車。

今まで気づかなかったのですがお寺の東隣に
小さな祠を発見。

「はっそうさん」と呼ばれているんだそうです。
漢字で書くと「八祖さん」。

聞いてビックリ、ムカデの神様とのこと。
やっぱり私、ムカデと縁があったんですね〜

でも待って下さい。
ムカデの神様なんだけれど
ムカデの神様じゃないんですね。

どういうことかって言いますと
ムカデ=金属を作る神様。

つまりこの辺りではかつて
たたら製鉄が行われていたということの証なのです。

一帯では昔から
ムカデが大好物の、ニワトリを飼ってはいけなかったんですって。

面白いですね。

ということは
私の宿敵・ムカデの対策として
ニワトリを飼ったらいいのだということですね。
産みたての卵も食べられるし
一石二鳥。
機会があったら是非試してみたいです。

毎週日曜の夜8時からNHKで放映されている
「風林火山」。
このオープニングのちょうど真ん中あたりで
ムカデ(のイラスト)が空を横切るんですが
クリエイターの気まぐれで
ムカデを登場させているわけではないのですね。

武田信玄の活躍の背景に
鉄や金、銀などの「金鉱力」があったということを
さりげな〜〜〜く紹介しているんです。

ってこれらはすべて友千代さんが
説明してくださったことで
私は全くの無知です。


で、こうしたムカデの神様を祀る祠は
紙祖の元組や半田にもあるそうで
祠はないけれど三葛や石谷にも関連した伝承があるとか。

石谷では
ニワトリを「飼ってはいけない」のではなく「食ってはいけない」という
言い伝えがあった(本当!?)らしいですよ。

「えっ、今でも石谷の人は鶏肉食べないんですか?」って
尋ねたら、皆さんに笑われちゃいましたけれど。
 真偽のほどはどうなんでしょう。
 今度、石谷の人に聞いてみなければ!

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

そのあと、金屋子(かなやご)の清水へ行って喉を潤した後
奥匹見峡へ。

裏匹見峡とか表匹見峡はなんども訪ねたことがありますが
奥匹見峡ははじめて。

この日は美濃地邸食をいただくということで
スカートにロングブーツを履いてたのですが
全く登山には不向きな格好。
(奥匹見峡は登山、トレッキングだと思ったほうが良いです)
よくもまあ登ったものだと
われながら感心いたしました。

で、その奥匹見峡へ向けて出発する様子が
冒頭の写真(画像)なのであります。

魚切渓流の中に大きな大きな石が横たわっていたり
滝があったりと
見どころ満点。




遠景
片道1時間30分ぐらいは歩いたと思いますよ。
途中で、道がなくなったので
引き返したんですが
再訪する機会があれば
きちんとした格好で臨みたいと思います。


美濃地邸食を食べるだけでなく
遺跡を見学したり
ムカデの神様に出会えたり
奥匹見峡を歩いたりと

初めての体験尽くしで
道川を堪能した1日となりました。

昼、あれだけ食べたのに
この後行きつけの「しおからとんぼ」さんで
いつものラーメンを食べてしまいました…。

さすがにちょっと反省。おなか回りがきつかったです。



hikimityou at 11:10│Comments(0)TrackBack (0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック <$ArticleCategory1 $> 

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