2007年09月21日

三葛神楽の夕べ ご報告

お待たせしました〜
「三葛神楽の夕べ」からちょうど2週間が
経ちました。

この前もお話しましたが
9月6日に夢ファクトリーみささで行われた
「三葛神楽の夕べ」で
ナント!私、司会を頼まれまして…

来場者の方はご存知ですが
すったもんだの3時間でした。

匹見の方は本当にチャレンジャーですね。
素人の私に司会頼むなんて。
ホント、肝がすわっていますよ。

前日の5日から夢ファクトリーみささに泊まっていたんですが
“ちちばす”の大学生さんたちと
夜な夜な話をしていたら寝たのが朝3時。
起きたのが6時過ぎ。

3時間睡眠は二夜連続となるわけですが
まあね、30代女がすることじゃありません。

「三葛神楽の夕べ」当日は
所用で益田の中心部まで出かけたので
帰り道にポプラ(コンビニ)に立ち寄り
困ったときのドリンク「眠眠打破」を2本がぶ飲みして
国道よんぱあぱあ(488号)を三葛方面に
進んだのであります。

司会は私と、匹見の文化財に超くわしい友千代さん(ブログで紹介しましたね)。
神楽のことは全く分からない私は
当日の午前と夕方に友千代さんにご指導いただき
寝不足あんぽんたんの脳みそに
「神楽」のイロハを一夜漬けならぬ“即席漬け”したんです。

眠い、眠い、緊張、緊張…がぐるぐる循環して
時間は刻々と開演の午後6時30分に近づいてきて。
ああ〜どうしようって思っていたら
友千代さんがマイク握り締めて
「皆さん、前進してください〜」って慣れた感じで
お客さんを誘導してたもんだから
私も
「前進、前進、また前進」って言ったんですね。

で、この「前進、前進、また前進」ってフレーズは
石見地方の方はご存じないのが当然なのですが
我が出雲の西尾市長の口癖で

出雲でこのフレーズを言ってたら
多分ウケてたと思うんですけど
うかつにも私
匹見で言っちゃったんですね。
ちょっとウケ狙いだったんですけど通用するわけもなく
会場がシィ〜〜〜ンって潮が引いていくのを感じちゃって
しょっぱなから気まずい雰囲気でスタートしたわけなんですよ。

で、これから当日の様子を写真で紹介していきますが
掲載させていただく写真はすべて
匹見上地区振興センターのKさんが撮影されました。

私もデジカメを持って行ったのですが
ばたばたしたり緊張したりで
撮影するのを忘れておりました。

Kさんにお願いして
デジタルデータをメールで送っていただいたのであります。
Kさん、有難うございました。

四方祓
最初の演目は「四方祓」です。
演舞では欠くことのできない最初の演目で
神をお迎えするために舞座を清めるためのものなんだそうです。
8調子系では1人舞ですが
6調子系の三葛神楽保持者会のものは2人舞を基本としています。

今年で第6回目を数える「三葛神楽の夕べ」は
三葛神楽のほかに
地元の3団体「志賀団七踊り保存会」「銭太鼓グループ」「観潮会」が
友情出演されました。

志賀団七踊り
志賀団七踊りは、父を殺した志賀団七を姉妹が仇を討つという、奥州の物語(口説)を採り込んで踊られる風流系の盆踊りです。


演目の途中では
神楽衣装の試着コーナーがありました。

「誰か神楽衣装を試着してみたい人はいますか〜〜」と
声がけをしましたら
女性の方が手をあげてくださいました。

きらびやかな衣装は、見た目以上にずっしりと重いものですね。
20前未僚鼎気畔垢い燭茲Δ福繊阻
2人ともおおはしゃぎだったし、会場も盛り上がり
このころから私も勢いづいてまいりました。
このころから舞台の脇で缶ビールをちびちびしてました。

緊張が解きほぐされて、脳が働かなくなって
ノリノリのアドリブ連発になっていきます。このあたりから。

ふざけてますよね 笑
でもこれが神楽の良いところ。
空調の効いた施設で改まって見るんじゃなくって
秋空の下、神社の境内で
地元の人と飲んだくれて楽しむのが
本来の神楽、なのだと私は思うのであります。

二輪草
舞踊「ひとめぼれ」、「東夷」(三葛神楽保持者会)、銭太鼓(三笹銭太鼓グループ)と続いたあとの舞踊「二輪草」。

誰だ、こりゃ〜〜カツラかぶって女装しているのは!!

私なんかよりずっと色っぽいぞ〜〜
実はこのお方
「三笹連合自治会長」という
立派な肩書きをお持ちのOさんです。

今回の「三葛神楽の夕べ」で一番の笑いをさらったのは
このOさんです。
何もしてなくても、そのたたずまいだけで笑いをとるとは
ただものではありません。

化粧を落とした素顔のOさんは誠実でまじめそうなお方だっただけに
そのギャップに驚きです。

もしかして、そちらのほうにご趣味があるのでは?
まさかね。そんなことはないでしょう。でも、ひょっとすると…

貴船1
最後を飾ったのが三葛神楽の中で人気の高い「貴船」です。
この演目を目当てにこられたお客様も
多かったのではないでしょうか。

「貴船」は愛する男性の浮気に心悩ませ、嫉妬心に火がついて
男性を呪う目的で、貴船明神に参詣して願掛けをします。
対する男性は陰陽師の祓いを受け、茅人形を作ります。

貴船2鬼
願いかなって鬼女に変化した女性は狂喜して、茅人形を男性と思い込んで打ち、本望を遂げたと思い込んで引き下がる。
というお話です。

女性の情念が見事に表現された
オソロしくてスバラしい舞です。

予定時間を30分オーバーしましたが
なんとか無事に「三葛神楽の夕べ」は終了。
その後、会場で打ち上げをしまして
またも午前様とあいなりました。

ご報告は以上でございます。

で、ここで宣伝!!
10月14日に地元の河内神社(匹見町紙祖ロ687)で
行われる秋祭りで
この三葛神楽を楽しむことができます。
詳しいことはまたブログで紹介しますが
三葛神楽は石見地方における6調子系の祖形を伝え
県無形民俗文化財にも指定されている貴重な神楽です。

10月14日は日曜日ですから
ちょっと足をのばして三葛へいらっしゃいませんか?
前日から夢ファクトリーみささに泊まってみるのも
いいですよ。

私もスケジュールが合えば出かけようと思っています。
来月は2、3回ぐらい出雲と匹見を
往復することになりそうです。



hikimityou at 02:02│Comments(2)TrackBack (0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック <$ArticleCategory1 $> | イベント情報

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by tashiro   2007年09月21日 20:59
あーほんと観たかった。
来年もやります? 司会。
2. Posted by 匹見町大好き!   2007年09月21日 22:53
そう言ってもらい
ただただ嬉しいです。

来年?どうでしょう??
頼まれることがあれば(笑)
ナイナイ、ないでしょうけどね。

今度は板の間に座って
ゆっくり神楽を楽しみたいかも〜。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔